10年ほど前に福祉の通信大学の過程の中にある現場実習でお世話になったことがきっかけでした。何も分からない私の隣に座っていた利用者さんが、私の頭を“よしよし”と撫でてくれました。とても嬉しくて、心の中が温かくなりました。ずっとここにいたい、もっと知りたい、この仕事に真剣に携わりたいと思ったのがきっかけでした。
実習の時の職員の方から和の輪を立ち上げた際に声をかけて頂き、何の迷いもなく“ここだ!”と思いました。
言葉を話せいない利用者さんが多いですが、自分の感情を一生懸命に表情や身体の動きなどで伝えてくれます。“嬉しい!””楽しい”と伝わってきたときはとても嬉しいです。大変なことは、笑顔を見ると全部、ふっとんでしまいます。
楽しい雰囲気でいっぱいなところです。元気な声、笑い声がたくさん聞こえています。職員は利用者さんから、利用者さんは周りから、みんなで元気をもらい合いっこしているところです。それから「みんなちがって、みんないい」と思えるのが、かしのわです。